アトラトル;投槍器:とうそうき

2011年04月06日/ 教材作り

「教材づくり」とことわって遊んでばかりじゃないか!!と周囲から叱咤激励が漏れ聞こえてきながらまたまた教材作りです。

make: でシリーズ第2弾
アトラトル;投槍器:とうそうき
今度は04号にある投槍器です。
アトラトル;投槍器:とうそうき
Atlatl(アトラトル)という北米大陸などで使われてきた槍を投げるための道具、漫画マスターキートンなんかでも登場したようなしなかったような、、、肝はこの器具を使うことで腕が実質2倍以上の長さになり、てこの原理を使って少ない力を効率よく、かつ手を離すタイミングなどがないため命中精度も上がり,結果非力な人間でもマンモスなどの大型の獲物を捕らえることが出来る、というもの。一応武器なので試す場所や実際にどう使うか思案のしどころですがとりあえずそんなことは知ったこっちゃないので後で考えることにして早速作業開始です。

ニューマソにいけばたいていのものがそろいます。
ホワイトウッド1x4(2cmx10cmx60cm)130円 ひび割れのないものを選ぶ
ひば丸材180cm 400円
8mmダボ 86円
革手袋 96円

針金(そこらにあった)

ドリル、ジグソー、カッター、鉄定規、ペンチなどいたずら道具一式,安全めがね、やる気

さぁ早速始めましょう。
アトラトル;投槍器:とうそうき
ホワイトウッドに図面ひいてジグソーでカットしたら
アトラトル;投槍器:とうそうき
1枚からぎりぎり2本とりました。
アトラトル;投槍器:とうそうき
指穴あけて
アトラトル;投槍器:とうそうき
ダボ穴にダボさせば
アトラトル;投槍器:とうそうき
アトラトルの完成です(一応)。

矢の準備
すごい勢いで飛ぶので先を尖らすと万が一の時しゃれにならん事故になるので革手袋の指の部分をカッターで切断、中に脱脂綿をつめてから丸材の片方にかぶせて針金で縛ります。
アトラトル;投槍器:とうそうき
反対側はフックとなるダボが引っかかるように真ん中にカッターでくぼみをつけて完成(羽根などでスタビライズするかは今後の課題ですなぁ)。
アトラトル;投槍器:とうそうき

広くて人がいなくて周りに飛んで行っても大丈夫なところでぶん投げてみます。
アトラトル;投槍器:とうそうき
命中精度は手投げに比べ格段に高い,でも少しでも力むと矢の後ろが跳ね上がってしまっていまいがちなので、矢の後ろに革ひも(猛獣使いのあまり)をりゃんめん止めで追加、即席のスタビライザーです。これで先端の速度とバランスがとれるはず、、、。
アトラトル;投槍器:とうそうき
意外といいかも、、です。
アトラトル;投槍器:とうそうき
アトラトル;投槍器:とうそうき
矢の太さやスタビライザーの存在に工夫がいりますが思ったところに矢が飛んで行くのは狩猟本能をビンビンに刺激されて楽しいこと請け合いです。どこかにマンモスいねぇかなぁ、マンモス。


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Posted by ヤポニカ at 21:20│Comments(0)
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