小蛾類展の世界を覗きに
かねてよりN田さんからお誘いを受けてたので、、
沖縄市の博物館へ
たぶんこれまでに無いんじゃないかな?
っていうくらいマニアックな企画展をやってるので
冷やかしにいってきました
いた!この企画のメイン発見!ニセマイコガ屋さんの寺田剛くんっす
標本で見る鱗翅目の系統、,地味に大変な労力がかかってます
えっと、みんなのイメージする「 ガ 」ってやつはほとんどが右端の大きいのばっかなんですよ
んでその他大勢の部分がいわゆる小蛾類とよばれる こまいガ の世界なのです、
まぁこういうのです
どんなに口角泡飛ばしても
地味
ってヤツですハイ
でもそれだけに深くってですね
未だに分類学的な位置づけ(種不明、属不明)が出来ない,つまり名前の無い生き物が
沢山いる世界なのです、当然,生態とか生活史なんかもまだまだ不明なとこばかりっていう
生き物屋さん的にはどっぷりおもしろそうな分野ですね
んでこれ、なんと幼虫がシダの胞子を食べて育つって、、、
胞子嚢ごとバリバリかじって糞や胞子のカスでトンネルを作る,,,,,
そういえばシダを標本にしようとした時、胞子葉にゴミがみっちりついてたりして
むかついてたけど、、、アレがそうなのかぁ、、、
タニワタリにもいるらしいの、、、見てるはずなんだけどなぁ、、、
幼虫はともかく成虫は同定無理だな、、、
あーーー!!これもガの仕業ってか!!
結構身近にあるまったく知らない世界、それが小蛾類の世界っす
寺田くんみたいな専門家に出会えないとこういう世界は覗き込めません
生き物好きでも嫌いでも 沖縄市立博物館で3月の27日までやってます
見るべき!
たのしかったっす
寺田くんこんどシダ見に行きましょう!!
つれづれっす
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