カニDEロボットws 最終打ち合わせ
2014年08月25日/ 授業・ws準備とか
某湿地センターへ
31日のwsの最終打ち合わせです
といっても今回初のものばかりなのでまだまだ不安材料多し!っていう所なのです
ついたら前回からの変化に感動、初号機を次いで作られたとされる2号機、
結構動きそうなカニの手になってました
しかし、動きが悪かったり、引っかかったり、カニっぽくない動きだったりするそうで
こっからはプロの世界、土人の出番なわけです
で、操作系の変更を加えたり構造的に弱い所を変更したり、複雑な仕組みを簡単な構造にして力を加えられるようにしたり
とやっていたら2号機では限界が来たので
3号機を試作する事に
と、まぁここでカニの足の動く仕組みをご説明
カニというのは外骨格の生き物なので外側がかっちんかっちんで出来ています
なので内骨格の私たちのように一つの関節で色んな動きというのはさせられないのです
ですからカニの関節は常に1方向にしか動かないのです
ハサミで見ると 開くか、閉じるか です
カニはその分関節を増やして、その位置や向きを変える事でトータルで細かい動きが出来ているのです
んで、カニの足を食べると2本の白いスジが出ますよね、あれ、じつは筋肉が付着する部位なのです
で、それを動かすと
ハサミが開いたり
閉じたりするという仕組み、これをそこらの材料で作ってみようかしら、っていうのが今回の企画なのです
各関節部分も蝶番と90度にずらした所にテグス(100号、土人の家に転がってたヤツ)に
圧着子でターミナルつくってねじ止め、
コレが一つの単位になります、どっちかのテグスをひけば超番を中心に引いた側に関節が曲がります
これを関節の数だけこさえたら
組み上げます、下から伸びているテグスがか2本1組で各関節を制御します
内側もみて下さい、よく曲がるように切りかけを入れてちゃんと腕が収納出来るようにしました
ハサミの形状もモノをつかめるものに変更、こうしたマイナートラブルシューティングを幾度となく繰り返して
台座に据えたら レッツオペレートっす!
一応のゴールは餌に見立てたスポンジをつかめる事、簡単なようで頭の奥がかゆくなるような難しさがありますな
カニは一体どうやってあんな滑らかに動けるんだ??と大の大人が糸を操ってスポンジをつかもうと悪戦苦闘
強度の問題とかのマイナートラブルが出るも華麗に解決
そのうちIさんがなんかコツをつかんだらしく動きが滑らかに
んでしばらく後に
おしっ!少し右!
後少し!!挟め!
やったー!つかんだー!
見事にサカナスポンジをゲットです
しかし、コレ、大変です
関節の数x2のテグスを自分の思いのままに動かす
、、、カニってすげぇなぁ、、っていうのが良く判りました
んで、量産する際の問題点とか課題とか整理して
当日の打ち合わせして
気付いたら6時、撤収です
31日申し込まれている方はお楽しみに、きっと楽しいと思いますよ
カニ好きのHさん、見てはるかなぁ?
これきっと気に入ると思うなぁ
予想よりかなりメカメカしくなりましたねぇ
Tくん、Iさん、あとは準備頑張って下さい
ということで
つれづれでした
Posted by ヤポニカ at 19:25│Comments(0)