【PR】

  

Posted by TI-DA at

ナタオレノキ

2013年06月30日/ 琉球の植生

今日は朝から北進っす

T先生の月曜日の授業に使うオニクラマゴケを取りにおでかけです

と、せっかくヤンバルまで来てそんな何処でも生えてるもん採って帰るだけではおもろない
色々教えてもらいながら遊び学びですごしましょう

んなわけで、途中下車の旅の始まり始まりぃ

スジイリオキナワギセル おとな

んでもって こども 
C海スタッフ様、違い分かりましたね


ギョクシンカ咲いてて

林床一面に落ちてた花、、、、さぁコレ一体何の花でしょう?

か,か、カゴメラン、このマスクメロンな模様が結構かっこいい

写真最悪、、、トキワカモメヅル、花

これ、これ、ここは多いですね流石の石灰岩地、
琉球は内科だ、もとい リュウキュウハナイカダ っす

こんな感じで葉っぱ中央部に花実を付けるさまを筏(イカダ)に例えた名前を冠する変なヤツ
まぁ変は変なんでしょうがよく見ると謎が解ける訳でこれが面白い

葉っぱをよく見ると脈(真ん中のスジ)の太さが途中から細くなってます

この細くなる所がまさに花の咲く場所になります。んでもってじつはこれ、
花柄(かへい)と呼ばれる花のつくための軸が葉っぱの主脈にがっちゃんこしているので太くなっているという訳、
要はニコイチな葉っぱなのですねぇ

そういう目で見直すと、、、花が咲こうが実がつこうが、、変な事ではない訳です

うーん普通の植物と同じ仕組みで成り立ってるんですねぇ、、、

なんてな事をしつつ

まぁいい眺め
ここからしばらく土人の物忘れ対策名前列挙

オオバグミ

キヅタ

季節ちょいおそ コンロンカ

いぼた、、?

サクラソウ、,の仲間、、、(教えて)

実はこんな、、

オオシンジュガヤ

ヒノキバヤドリギ、すてきでしょう?寄生植物なんですよ、

この膨らんだ所に寄生根が入って宿主の木とわやになってて、元の枝のさきっちょは栄養撮られて枯れちゃって、、、
うーん面白い、、
ふもとおりて来て

ニガクサ(シソ科)、、,,,苦くなかった、、、、

結構堪能して

移動

コヤブミョウガ(ツユクサ科)

セリ、花

リュウキュウコンテリギ、花

と,ここで今回の目的オニクラマゴケ

今の時期胞子体が見えるのでコレの観察をさせるのだとか、葉っぱの先がピースサインしてますが其処に胞子ができます

ここね


もう季節なんですねぇ、、カラスヤンマのメスが休んでた、コイツが群飛するときれいいんだよなぁ、、


あー、いい時期です、林内に一面アオノクマタケランの花・花・花。

それからこの場所で初めて見ました チャノキ お茶っ葉のもとになるツバキ科の木本、

種もあったので確定ですかな、、なんであるんだろ??

とまぁ、分かるもん分からんもんを見ながら森を進むとたのしいもんです

んでもって下山、あんど移動

で、ここ
ここでね、今日のお目当て
南部によくあるリュウキュウモクセイっていうモクセイ科の木本があんですが、
その仲間にナタワレノキちゅうのがいるらしく(土人初めて知りました、、、)
名前が鉈が割れる木ってんでインパクト申し分無し、やる気がみなぎった名前してます
名前の由来が「材が固すぎて鉈が折れる如し」ってとこからついたってんで
観察会などで興味持たすきっかけにはすごくよさそう、是非しっかり見なければ、、

中略

じゃん!

見つけた、、、

リュウキュウモクセイ(左)より丈夫、幹固い,葉厚ぼったい
そんな感じ、、
残念ながら普段ヒトと行くとこには生えてないっすねぇ、、
もう少し見やすいとこに生えてたらなぁ、、、名前は十分に人気者になれるのになぁ、、、

と、今来た道をへろへろに戻って

戻って来て標本作って
終了です
T先生お疲れさまでした

つれづれっす
今回は土人の思い出し用なのでまとまってないです
(NじいってY岳いってSじでおわり)
  

Posted by ヤポニカ at 02:34Comments(0)

マイマイです

2013年06月27日/ 琉球の生物(陸)

今日は朝から那覇へ

みんみんで琉球新報の夏休み企画用の写真撮らせてもらって

午後に北進、

某C海の方に呼び出されたのでした

夏の企画展に向けての云々、、、
まぁいいです行きますか、ってんで
Y岳に

日本一大きなナメクジ、ヤンバルヤマナメクジ、、、これが今日の主役、、


あ、アカミズキ花だ! 夜植物撮るもんじゃねぇな


んでもってオキナワヤマタカマイマイ 結構殻の模様に変異があるんですよねぇ
でいろいろみて

Yに移動して

ニセヒノマルコロギスがアオノクマタケランの花食ってて

タイワンオオムカデのチマイのが花にくるガを待ち伏せしてて

なんだろ?つゆむしかな? 脱皮してて

って他にもいろいろみて

1時くらいに解散


帰ってきました
特に何もありません報告だけですハイ、

  

Posted by ヤポニカ at 03:23Comments(0)

鳥とじゃがいもとかの煮たの

2013年06月26日/ レシピ

T先生の授業も大詰め、植物の構造は

「根・茎・葉」。一見そうは見ないようなものでも植物はこの3つの部位から出来ています

芽(葉)は茎から生えます
根は養分を吸収する、体を支える装置、、、、
なんてな事をいいまして、、

んでもって
身の回りにあるなじみのある植物といえば「野菜」、
皆さんは野菜の可食部が何に由来するか知ってますか?

例えば
大根は根
カブは茎
ほうれん草は葉っぱ
などなど

では
ジャガイモは?

根?茎?

少し混乱しますがジャガイモには芽が生える部分があるので 茎 が正解!
地下にありますが構造上は茎になる 地下茎 と呼ばれる構造のものです

と、このことを認識してもらうために実物を使っていじくり倒すのです

こういう事って効率とか言い出すと真っ先に削られてしまうような部分なのですが
自分の知識に落とし込むには実体験が無いといけませんねぇ 耳年増になってしまいます

長年続けているT先生、さすがです

で、その授業に使った根菜等々、、、もったいないので調理して学生に食らわそうかと思うのです
折しも28日はたき○実習の日,コレにあわせて大量のジャガイモさんをいたおします。というのが今日の話の前置き。
前回たき○実習の時、手羽のすっぱ煮大量に作ったはずなのに

“あっ”

ちゅーまに鍋が空になってて、、、満足に食えなかった反省から今回は

すげぇ作ってわしわし食う奴らに目一杯くらわす! という目標を設定!!

ので量は多め、レシピもいつも通りおおざっぱっす


材料:
ジャガイモ いっぱい(もらったから)
人参  数本(もらったから)
タマネギ 数個(もらったから)
こんにゃく
鳥もも肉 2,3枚(安いのを)
ちくわ 3パック(半額品だったのでちょっと多く買った。結構いいダシがでて根菜をおいしくしてくれる)
干し椎茸 ひとつかみ(水で戻しとく)
高野豆腐(細かいやつ、汁を吸わせる存在)
ショウガ 1片 (もらったから)

鰹節粉
昆布粉
ごま油
砂糖、ハチミツ、(複数の糖類を入れるとおいしいと錯覚します)
塩、(なくてもいいかも)
醤油、だぱだぱ(土人は関東醤油人ですので)
酒 だぱだぱっと
酢、だぱっと(酢酸、クエン酸の他、アミノ酸を足します、酢酸は熱で酸味は無くなるのですっぱさは気にしないでいいです)
一味唐辛子少々 (味を締めます)

お道具
フライパン大きいの
圧力鍋
包丁まな板
ボウル、ザル

さぁ始めましょう

まず根菜の材料を水洗い、,,,,ヤバい多いかも、、、と思ったって始まらないので考えずに進みます

皮剥いて

適当なサイズ(大きさはそろえましょう、仕上がりがキレイ)に破砕処理

、、、、、、これは久しぶりにやっちゃったカナ、,,T先生、,多いっすわコレ、、

椎茸の石突きを除いた軸は細かく刻んで鍋にぶちこんじゃいます

肉も一口大に
ちくわもtoo

さぁ全ての破砕処理が終わったらフライパンで湯わかしてこんにゃくを下茹、


さて下準備終わり、作っていきましょう

コーヒーしばきながら


圧力鍋焦げ付くとやなのでフライパンにごま油轢いて鶏肉に焼き目を

焦げ目がつくくらいが土人好み、あまり頻繁にかき回さず見守っていればいい塩梅に焦げ目がつきます
ついでに根菜も同様にいためて油まわったら圧力鍋さんへ投入


ヤバい,,,圧力鍋に入りきらない、、、、

という事で

急遽ダブル圧力鍋で対応する事に(いやぁ一人暮らしのくせに2つも圧力鍋持っててよかったよかった)
で、ここに

椎茸戻し汁、鰹節粉、昆布粉(ミルサーでだし昆布を粉砕したのも)、砂糖、ハチミツ、酒、酢など醤油、塩以外をぶち込みます
ショウガも千切りにしてぶち込みます

しばしかき混ぜていい感じになじんだら

圧力かけて蒸気でてから1分加熱。(高圧)

後、火ぃ消して放置

圧が抜けたらふた開けて味見

しょうゆどばどば

、、、、、



しょうゆちょびっと

、、、


合格です

で、少し煮詰めます

ガシガシ煮ながらここで高野豆腐のこまいヤツ投下

汁を無くして旨味の詰まった鍋の中身全部食らわせます

ほら,高野豆腐がスポンジの役割して汁を吸う吸う

んで、ふたして圧がかかるまで火ぃいれたらすぐ消して


本当に放置

味がしみるのは冷える時です
なるべくゆっくり温度を冷ますのがポイントです

ちなみに今回は旨味成分をいろいろぶち込みました
所詮料理は化学実験の延長です

鰹節、ちくわ、鶏肉などの獣や魚の旨味はイノシン酸系

干し椎茸はグアニル酸
(※グアニル酸系は少量でも強烈に働くので入れすぎるとキノコくさくなるのでその辺は注意っす)

醤油、昆布などはグルタミン酸、、

といった感じでそれぞれの食材、調味料に入っている旨味成分が異なるのです
系列の違う色んな旨味成分が混ざると複雑な信号になり、
バカな人間の味覚は解析出来なくなると「おいしい」と判断します(魚や肉と醤油の相性の良さなどはご存知でしょう)

ですから料理をおいしくしたいヒトは
グルタミン酸系の旨味成分(トマト、昆布、醤油など)とイノシン酸系(肉、魚)のものを組み合わせて
料理をしてみるとおいしいといわれるはずです

同様に糖類も複数の糖類
砂糖、蜂蜜(オリゴ糖系)、黒蜜、水飴など
を入れるとおいしい、と勘違いしやすくなります

御託は於いといて
後は味を締めるのは塩加減、最後の最後に調整します(土人はもっぱら醤油で調整)
一味も最後に加えます

じゃーん

出来上がりぃ


これに鳥ハム、漬けもん、コメ、カレー(当日作る)でどかっと作りゃぁ
さすがに土人たちの分も残るだろう


うまいと思います
興味ある方はお試しアレ  

Posted by ヤポニカ at 10:29Comments(2)

スーパームーン

2013年06月23日/ 琉球の地質・天体

ぼけっとしてたら逃すとこでした


まぁどうってこと無いのかもしれませんが今日の先ほどの時刻(20:32)、
今年一番月が地球に近かったので、
今年一番大きな月がお空に浮かんでいます、
なんで、それを見ましょう。
ってんで写真なんか撮ってみました

スーパームーンいいます

だからどうした?ってんでしょうけど
普段より気持ち大きく見えるんです

それだけです

夏休みの記事が進まなくて焦ってます、、はい、

つれづれでした


業連:28日(金)はたき○実習です
Mくん、黒豆の枝豆も食べちゃう予定です
土人は食いもん準備中
みんな参加しよぉ!

業連2:
Mける、今日ぐしかんで置き土産受け取った
写真よくとれてるぞ
さんきゅ  

Posted by ヤポニカ at 20:57Comments(2)

シロアリの実験授業@浦添公園

2013年06月22日/ 出前授業・ws

今日はですねぇ、、

朝早いんですよぉ、、、

浦添市にある浦添大公園に来とります

 同期のMがやってる実験授業の講師としてここで子ども向けにシロアリについての授業をしまふ

早めについたので周りを散策散策

ゲットウ咲いてて

オオムラサキシキブ咲いてて

リュウキュウボタンヅル咲いてて

ネズミモチ咲いてて

ヤブニッケイにアオスジアゲハの幼虫発見,
んで

枯れかけたデイゴだぁ、、、なんてぼーっと見てたら 微妙に表面がうごめいてる,,,

、、うごいてる??


うぉ!よくみるとおびただしい数のゾウムシが、、、

交尾しまくり

デイゴの枯死体によく集まるウスチャメカクシゾウムシ??らしいです。最近いっぱい見かけるようですが
迷彩具合といい,大量発生の密度といい、、うーん、、、、まぁいいか後で参加者と見に来よう、、、

なんて感じで下見して事務所戻って準備準備

オキナワシロアリとコウシュンシロアリ,見やすいようにシャーレにあけて

なんやかんやで仕込み終了


で、本番、土人も頑張って先生ヅラかましてみましたよ、えぇ

で沖縄で見れる2種のシロアリ見ながら、シロアリという生き物の特徴とかすごいとことか、
かっこいいとことかいろいろ語って

実際外にでてシロアリ探したりして

事務所戻って実際にシロアリを探してみたりして

んで、そのうちオキナワシロアリを取り出して、油性のボールペンで円を角とそのあとをシロアリがついてくる。
ってのをやってみてもらって
(イエシロアリ、オキナワシロアリの道しるべフェロモンの構造がボールペンインクの成分に似ているので騙されるのです)
最後にシロアリの腸内細菌観察して

アンケート書いてもらって

終了です

参加者の皆さんお疲れさま、Mもおつかれさま

つれづれでした

気付けば
閲覧数が8万を超えておりました
地味なブログですが
ヘビーで訪れて下さる方が結構いるらしく,ありがたく思っております
気軽にコメントなどいただけるとありがたいです
頑張って続けていけるよう がんばりまっす
  

Posted by ヤポニカ at 14:05Comments(0)

贅沢時間 終わりっす

2013年06月20日/ その他 自然

あーーーーーーー、木曜日だぁ

平日しれっとヤンバルに行ける贅沢時間も今日が最終日!折しも台風さんがそばにいるのでどうなる事やら、、、

最後は遊びちゅうかなんちゅうか
 まぁまとめみたいなことやってさ、、、


終わったら、さくっと北進、頻繁に豪雨!、、、、、
道の駅ついたら野菜チェック、
カボチャとピーマンとキャベツ(なんかずっしり重かったから季節はずれでも買いかな、、と)
買って
コーヒーしばいて,熟睡

超復活したら
大雨で
雨のヤンバルを撮ろうかなと 移動

いつ来てもいい眺め、,,と思ったら 風くそ強いんでやんの、、、


時折くる豪雨の波にも負けず,車横付けで雨の合間に雲の立ち上がるヤンバルの森なんかとってさ

土人の大好きな時間、薄暮期の海っぺりなんか長時間露光なんかかましてたら

やっぱりの大雨、、、、

うーん、
海岸は大波だしウミガメ見れんしなぁ、、、
今日は引き上げますか

平日ヤンバルのこの贅沢時間も早いもので終わってもーた
後期も来ないといけない、ってしたいなぁ
北部にある専門学校、高専,大学の教務担当者さま、
自然科学、民俗風土、解剖学、環境学なんかの授業担当者探してませんか?
後期の枠なんかあるととても助かるのですが,,,
連絡お待ちしております

つれづれでした

業連:

Nらぁ、さんきゅ

  

Posted by ヤポニカ at 23:10Comments(0)

台風4号

2013年06月19日/ 琉球の気候

早いもんです、

今年は4号がもう上陸を目指しております。昨日フィリピン沖に見えた熱帯低気圧だったのが

台風へと華麗にクラスチェンジ!台風4号となりました

今回の進路は沖縄本島かすめるか?コース。
いやはや去年の台風大当たりでヤンバルはお疲れモードなんで手加減してほしいなぁ、、、

ちなみに
台風の発生の目安は海水表面温度27度以上の海域があること、という目安で見ますと

今日の海水温図
すでに沖縄周辺までは十分な海水温があるので、台風は成長出来ますねぇ

参考までに1月の海水温図、気づかないようで随分と海水温も変化しているんですわ


どうなる事やら、今年も観察観察!

追記:

@17:40,0619.進路を見ると明日は本島の西側っぽいですね
ってことは土人の贅沢時間ファイナルは駄目駄目で終わるのか,,,,
ウミガメ見に行こうかと思ってたのに,,,

@994hpa, 22:15, 0620. 足早に過ぎ去っていったようですね

ヤンバルは大雨でした、、、

@998hpa, 09:33, 0621. 沖縄はもうすぎました
    九州さん、あとはまかせた!

@15:22, 0621 消滅。温帯低気圧になりました

  

Posted by ヤポニカ at 09:51Comments(0)

贅沢時間 もうすぐ終わりかぁ

2013年06月14日/ 両生爬虫類/ 琉球の生物(陸)

ももも もももも もくようびぃ!

来週でこの贅沢時間も終わってしまう、、、
今日は毒の話なんかしてお茶濁して、、、
授業終わったら、さくっと北進、、、
とはならず、
小さい用事を一個片付ける事に

Mの下見やらイベントの企画立てに付き合って現場をまわって

うわっ、ここひどい、、、至る所にコケセンボンギクモドキが、、、観光客がいっぱいくるんだろうなぁ、、、

ルート沿いで見られる面白いもんピックアップして,アドバイスして,打ち合わせして

終了っす


心置きなく北進

ゆいゆいついたらいつもより遅いから野菜屋さん閉まってて、、、、、くすん、、
気を取り直してとりあえず爆睡
&超復活!!

湿気がすごい変な天気だなぁ


んでもってZに入ったら大雨が、、、
ちょっと待ったけどひどくなる一方なんで引き返したら

今度は霧で1m先も見えない、、、、車で林道移動してふもとの方まで、,,,


視界の無い所をえんえんくねくねやってたら

酔っちゃった


悔しいのでYにいって気分をよくしましょう

さっそくイシカワのわけぇのがお出迎え、,

ホルもおって

クロイワも出てさぁ
ってレギュラー全部出て、満喫してたら

ヘリグロツユムシが道の真ん中でてて

んでもってちょっとうれしいお食事シーン

オオルリオビクチバ、けったいな名前、、、

が熟して落ちたイヌビワの実から汁吸ってて

オキナワミナミサワガニも落ちたイヌビワの実ぃ食ってて
うーん、植物と生き物のつながりだねぇ、、なんて思いながら

同じサワガニでもこっちはサカモトサワガニがヒルかなんか捕まえてて、、

タテオビフサヒゲボタルはミミズ探しで道路に出まくり

こいつ2cmくらいしか無いのに20cmくらいのミミズでも殺れますよ、っていうヒットマン。
この牙ぶっさして消化液入れ込んで生きたままミミズ麻痺させて溶かして汁をすするっていう生き物。
昔、これを捕まえて手に握ってたらこの牙で噛まれて、そらぁもう痛かったのなんのって
それ以来手に乗せられない虫になりましたわ、、、
てなもんみてたら

くるくるまわるトカゲモドキ発見

よく見ると足の届かない所にこいつらにしかつかないチョウバエか蚊の仲間がびっちりと

かゆいんだろうなぁ、うまい所にとまって吸血するもんだよなぁ


セミも羽化してて
明日も朝からうるさいんだろうなぁ


ハロウェルさんは上陸しだしてました

気付いたらジェットストリーム始まってて、、、

帰ってきました

満喫っす

贅沢時間でした  

Posted by ヤポニカ at 04:38Comments(4)

いきなり帰ってきやがった

2013年06月12日/ その他 ヒト

火曜日は某所で朝から授業、、、

って肩肘張る事は無いんですが,その授業中着信が、、、

着信:Mける、、、、、、

おおおぅ、、、、
やっと今年の3月に卒業したはずのあんぽんたんが、、、、
すごく嫌な予感しかしない、
仕事辞めたか?、
辞める相談か?
なにか問題起こしたか??

全授業終わってから返信

M:「2日ある休みを使って沖縄来ました!!明日帰ります!」

土:「、、、、、、、」

M:「今学校のそばのローソ○です、会いましょう!!」

土:「、、、、、お、おぅ」

とそんなこんなあって、あまり久しぶりでもないのですがMける君に会う事に
長いので要約:
明日帰るので明日どっか行きたい、
ヤンバルか駄目ならどっか

うーん、、、、、明日はまぁいいけどさぁ、、、



という事で翌日(今日)那覇でMける拾って南部へ(とても時間内でヤンバルは無理だから、、)

んでもって移動、,

○○城趾に
まぁここで少し自然観察など、,,

あっ、ほらほらバクチノキ、、、

ほらほらソメモノカズラがつぼみだよ、、

、、、、暑いので疲れる、、、生き物もあんましでない、、、、
とか思ってたら

アマノヤマタカマイマイ、久しぶりに見たなぁ、、最近めっきり数減らした感じだけど林の中に結構いる場所があった、、

とまぁだらだら見たり、葉っぱの匂いや味を確認したりとしたので那覇に移動

モス○ーガーでだらだらだべって解散っす
Mける、まぁ頑張るように!

おまけ:

モス○ーガーで土人の記事発見、新聞とって無いので見たの2回目、、こういう風になっているのか,,

つれづれっす


業連:Hわさん、
トレーラー見ました。土人のゲームってファミコンで止まってるんで
「コレゲームなんですか?」
っていうしかできしまへん、、、っていうかすごいんですねぇ、最近は、、、

土人は相変わらずっす、こんなもんも作ってみましたよ
カニの透明標本っす
えへへ
  

Posted by ヤポニカ at 18:42Comments(0)

ヘビのちんちん

2013年06月09日/ 両生爬虫類

もうそろそろ前期の授業も終わり始めるのです

んで最近やたらと教材作ったり、新しい知識をまとめたりして
ネタは増えたんけど使う場所がいっこうに増えない、、、、これはまずい、、
お仕事増やさなきゃ、、、新規開拓しなければ、、、

ので,家の中が教材だらけになって来て困るので
土人のやっている事をもう少し色んなヒトに知ってもらう努力をしようかと、
ここで少し鉄板ネタをまとめておこうかと、、、

科学や自然を面白いと思うヒトが増えたらいいなぁ、、、というネタ紹介の話です


世の中見渡してみてもやはり「ヘビって嫌い」っていうヒトが多いんです
ろくすっぽ理由も無く、嫌いになるのって寂しい限りなんですが、その大きな理由の一つに
「よく知らない」ってのがある訳です(まぁ沖縄の場合、毒ヘビのハブが怖いし嫌いってのもあるのでしょうが)
でも、詳しく知りたくもない→嫌いでいい という図式はなかなか崩すのが難しい
そこで、その人でも興味を示すようなネタを示してあげる事で少しでも興味を持ってもらいたい
ってのが そう、ちんち○の話なのです

老若男女、ちん○んとう○この話を嫌いな人間はいとりません。すなわち、
この2種に関するネタは不特定多数のヒトを前に短時間でお話をする際にみんなの気持ちをほぐれさせ、
かつ真剣に聴こうと思わせる事の出来る魔法のネタなんです

などと、

言い訳はいいですね、ようは土人の好きなネタなのです
一発目はこの前やったやつ、

ヘビにチンチンはあるでしょうか?魚は?カエルは?
こういう質問をすると眠そうだった学生が瞬時に目を覚まし、食い入るように話しを聞くようになります。

ヘビにはチンチンがあるのです
カエルにはちんちんはありません

カエルが産卵するとき、こういう「おんぶガエル」になります

実際に卵を産んでいる所を見てみると

メスが卵を産み(この時はまだ未受精卵)それと同時にオスが精子を水中にばらまき、そこで受精が起こる。
つまり体外受精をする訳です。そのため精子をかければいいだけなのでチンチンは要らないので体外受精の両生類にはちんちんはありません。
ですからカエルの繁殖行動は 交尾 ではなく、 抱接(ほうせつ) といいます
(硬骨)魚類も同様にちんちんはないです

体内受精をするのは爬虫類以上の脊椎動物、つまりそいつらこそチンチンが必要な生き物となるのです

やーるーなんかも交尾をします

ヒメハブも2匹が絡み合っている時はたいてい交尾な事が多いのです。
哺乳類なんかは今更説明するまでもなくちんちんがついている訳です

さて、爬虫類のちんちんですがワニやカメはきちんとしたペニス(陰茎:内部に管の通った
海綿体に充血する事で機能する器官)が備わっているのですが
有隣目(ヘビやトカゲの仲間)は左右に1本づつ一対のヘミペニス(半陰茎)という少々変わったチンチンを持っています

これは有隣目だけが持つ特有の生殖器官です
体液で膨らます風船のようなものが左右に1本づつ、一対、オスの総排泄口の所にあるのです。
普段はちょうど脱いだ靴下のように反転した状態(とげとげが内側を向いて)でオスの尾部にある半陰茎嚢に収まっています
ヘビのオスメスを見るときしっぽが太いと「オスっぽい」、というのはちんちんの入っている分、尾が太くなるのを見ている訳です
(ヘビのオスメスを判別するセックスブロウ法は総排泄口に金属の棒を差し込んで反転した半陰茎をさぐって判断するやり方です)
コイツをメスの総排泄口に押しがってから膨らましながら反転させ、メスに挿入します。
ただの袋状の器官ですからヘミペニスには精子を通す管はありません。ヘミペニスには膨らむと管のような形になる溝が表面にあり、
これを伝って精子が移動し受精を行なうという仕掛けになります。

で、
そもそもこのヘミペニス、かなり大型のトゲや瘤があって痛そうな外見をしています

手近にあったので見てみると タイワンスジオ

はこんなの、2本のとげとげした物体がヘミペニスです。実際に使うのは左右どちらか一方ですが器官としては2本あります。
たまに、「足の生えたヘビがいるからすぐ来てくれ」という連絡で駆けつけると何かの拍子にヘミペニスを反転してしまった哀れなオスヘビだ,って事がありますが、見た人はチンチンとは思わない,そんな形をしています

一つをもう少し詳しく見ると
かえしの用なトゲがびっしり、下側に少し黒ずんでみえる辺りが精導溝になります
触ってみてもしっかり引っかかるほどのトゲなので膨らませてからの挿入は出来ないのでしょう,
と同時に
すぐに引っこ抜く事も出来ないような構造をしている訳ですね
ヘビの交尾を見かけたヒトはそっと驚かさないようにしてあげて下さい
(メスとオスが違う方向に逃げ出したら千切れてしまうかも知れないので、、、)

面白いのはこのちんちん、ヘビによって形がかなり異なるのです(なので分類形質としても用いられる事があります)
ヘビに種類なんてあるの?全部が全部ひょろっとしてるだけじゃん、なんていうヒトもいますがそれぞれの種で形が違うのです

シマヘビ

リュウキュウアオヘビ

ヨナグニシュウダ

アカマタ

サキシママダラ

ガラスヒバァ
といったぐあいになんとも個性的なちんちんなのです

見た目に違いが判りづらいウミヘビなんかもチンチンで見ると

イイジマウミヘビ

クロガシラウミヘビ

エラブウミヘビ

ヒロオウミヘビ

アオマダラウミヘビ
と結構ヘミペニスの形は違っているのです


これはハブ、やっぱりかっこいいんじゃないかと思うんですがどうでしょうかねぇ

と、こんな感じで種類ごとに結構個性的なヘミペニスを持っているんです、はい。

で結構たくさんの標本を見ていくと1対のヘミペニス、左右で大きさの若干異なる個体が多くいる事に気付くのですが、、
一回の繁殖に使うのは左右どちらかのハズなので、、、、
利き腕、ならぬ利きちんち○があるのでは?、、、などと考えてみたり、、
手足が無いのに交尾する、たしかにどうしているんだろう,って話しなんですがうまい事機能しているのでしょう、
ただ、チンチンがある。それだけの事なんですが少しヘビに興味を持ったんではないでしょうか

他愛も無い話しですが少しでもヘビに興味を持つヒトが増えればいいなぁという小話でした

  

Posted by ヤポニカ at 18:14Comments(8)

贅沢時間 夜だねぇ 夏だねぇ

2013年06月07日/ 琉球の生物(陸)/ 琉球の地質・天体

もっくようび!

残り少なくなった贅沢時間の日っす
今日は琉球列島の生き物の話して、雑談混ぜて、、、
終わったら道の駅でトマトとカボチャ買って、寝て、

復活、

明るいうちに復活出来たので

N橋のとこで久しぶりに夕焼けから薄暮の時を満喫、写真とったりして、、


日没ったので移動
歩いて少し行くとなにやら騒がしい
頭の上で「シィーシィーシィーシィーシィーシィー」(繰り返し)
これは、と思ってみると

オオコノハズクの巣立ちビナ、もうそんな季節なんですねぇ(マクロしか無いときに限って、、、、)

フクロウ類は巣立った後もかなりの間、親が子育てするのですが子どもは餌が来るのが遅いと大きな声で鳴き、
「私、敵に見つかるかもしれませんけど知りませんよぉ」と親を脅しながら餌を待つので
子の態度が気にかかる親があわてて餌を持って子に与える、ってことを夜な夜な繰り広げているのです
無事おっきくなるといいなぁ

んで地面に目をやると

苔むしたいい感じの地面にオキナワイシカワガエルの若けぇのが、、

この模様も苔むした所にいると本当にとけ込む迷彩だと実感しますなぁ

この日はあまりホルストが鳴いてなくて,かわりに若けぇのが、、

ちょっと珍しい、オオサワガニ、普段穴の奥にいて見れんのに出て来て水飲んでました

イシカワガエルの産卵巣はオオサワガニの穴を期間限定で借りたりしてるんですが、、
これはこれでいろいろ不思議が多いのね

長ものはヒバァ、アオヘビ、とでまして
ある程度満足してたら冷えて来た、放射冷却か?
ってことは晴れてるな?ってんで空を見ると満天の星空


久しぶりだったんでN橋にいって

ザ、夏の星座。のサソリ座写真にとって

やっぱり街の光は明るいなぁ
北斗七星なんかもみて、耳を澄ますとクイナやナミエの鳴き声が、、、うーん贅沢とはこういう事です

つれづれでした



  

Posted by ヤポニカ at 02:52Comments(0)

下見の下見

2013年06月05日/ その他 ヒト


U市にあるとある大きな公園へ
同期のMの下見の下見に同行しました
今度ここで植物観察会やらイロイロするので何処に何があるのかを確認したり
事務所で雑談して、、、、

帰ってきました

今回は何も無いです、ハイ

  

Posted by ヤポニカ at 19:37Comments(0)

クロイワゼミ 今年はどうかしら

2013年06月02日/ 琉球の生物(陸)

梅雨明け、、といっていいかなぁという天気図が続いたので

少し速いのですが毎年のパトロールに

某科学啓蒙施設で待ち合わせここから少し離れたいつものポイントへ

施設の皆さんらと観察しにいってみました。

ここも去年の台風でこっぴどくやられていて復活し始め、という感じ、オキナワスズメウリ、イヌホウズキ、セイバンナスビが大発生
まぁそれはおいといてガシガシ探します


探しますが


無いです


1個もないです
抜け殻が、、、、
やはりまだ早かったか、、、、


と思ったら

やったーーーー、1匹だけですけど見れましたねぇ
クロイワゼミっす、
構図はいまいち、止まり方もうーん、ですが初物です、やっぱりいいもんですなぁ
夏の到来を感じます。


んでいろいろあってこの個体、他の写真とってるうちにいなくなっちゃってこれっきり、、、
薄暗くなって他のセミの声が聞こえなくなると樹冠から
ジュンジュンジュンジュン、
っていう結構な数の鳴き声が、、、
頑張りましたが本体は見えず、、

もうちょっとしたらもう一回リベンジしたいなぁ
という感じでした
ともかくクロイワゼミ、シーズンインです

つれづれっす

おまけ

スズメガの眼状班てよく出来てるなぁ、、、、  

Posted by ヤポニカ at 23:35Comments(2)

打ち合わせ

2013年06月01日/ 出前授業・ws

今日はちょっとお出かけ

気圧配置を見ると夏の空気はもうだいぶ力をつけているので
梅雨明けかどうかの判断は間もなくか,,って感じですね

天気もいいし久しぶりに嘉手納ロータリー通ったらなんか明るくなってる気がしました

今日は読谷村のむら咲きむらという、昔N○Kが立てた琉球の風の跡地にある体験施設に
夏休みに行なうキャンプの打ち合わせに来ています(写真トルの忘れがちなので細かい情報はありません)


今度ここで1泊2日で草木染めのキャンプを予定しているそうで、その講師を仰せつかりました
園内にある植物を見ながらそれらを使って染め物をしてみる。という大まかな流れを打ち合わせて来ました

初めての場所なのでどうなる事やら、、思いっきり楽しんでみたいものです
つれづれです


夏休みの予定まだ少し空きがあるなぁ、、、




  

Posted by ヤポニカ at 18:34Comments(0)